十龍之介 大正ロマン どれほどの人間が
TRIGGERにとって
はそうではなかった。「知らなかったんだから仕方ない」と開き直ってしまえないところにTRIGGERらしさがあるというか、
1つの曲を作り上げる過程で、どれほどの人間がどれほどの労力をかけているか骨身にしみて知っているからこそ、罪の重さの前に立ち尽くすしかないのだと思う*2。
ドラマパートは、7人のための物語でありつつ、同時にTRIGGERを救うための物語でもあった。アイナナの「NATSU☆しようぜ」
がCDとしてリリースされたことは奇跡だと今でも思っているけど、このことがTRIGGERをも救ったんだと思うと、どんな悪いことも必ず未来に繋がっていると信じたくなる。